ブログ

2022.02.07

筋肉の緊張(収縮)について


筋肉の緊張には大きく分けて3種類あります。
①コンセントリック収縮(短縮性筋収縮)
筋肉が縮みながら収縮する。
例:肘を曲げる動作のとき、腕立て伏せの腕を伸ばす時、スクワットの脚を伸ばすとき、腹筋の上体を上げるとき等
②エキセントリック収縮(伸張性筋収縮)
筋肉が伸びながら収縮する。
例:腕立て伏せの腕を曲げるとき、スクワットの脚を曲げるとき、腹筋の状態を戻す時等
③アイソメトリック収縮(等尺性筋収縮)
筋肉が長さを変えずに収縮する。
例:プランク、空気いす、直立不動等

この中で②のエキセントリック収縮は筋肉が発揮できる最大の力に対して、大きい負荷を加えることも可能になり、負荷を上げることもできます。
また、速筋を優先的に使用する特性を持つために筋肉を大きくするのに有効=効率の良い筋トレ方法ともいわれています。筋肉痛にもなりやすい。

そんな伸びた状態の筋肉をマッサージやストレッチをしてあげてしまうと…
そのときはもちろん気持ち良いのですが、ますます伸びてしまうんです( ;∀;)悪循環…( ;∀;)
それよりは、反対側の縮んでいる筋肉をほぐしてあげたり、前側の筋肉のストレッチをしてあげた方が良い結果が出るようです(^_-)

日常生活で肩こりや猫背、になっている人というのは、背中から腰、臀部の筋肉までエキセントリック収縮が起こっている可能性があります。
もう一度エキセントリック収縮の日本語を思い出してほしいのですが、覚えてます?伸張性収縮。伸張性というのは伸びているということになります。
頭が前に出て上体が常に前に出ている人は頭や上体がそれ以上前に出ていかないように背部、腰部、臀部の筋肉が伸びながらも後方に常に無意識下で引っ張ってくれている状態なのです。

それでも効果がない場合はご相談くださいね!

ブログ一覧へ